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祖父「大上司」元衆議院議員(5期)との回顧録
政治家を志したのは、祖父「大上司」が議員であることを知った18歳の頃からでした。衆議院議事録での発言や出版されている書物、写真の数々を見ていると、この地より5回も国政の場に送って頂き、地域への愛着心から語る言葉の一つひとつに、故郷を守りたいという祖父の想いが強く感じられました。 あれから二十余年の時を経て、今思い出せば、あの時は感じられなかった故郷の真の魅力や、改めて感じる祖父の想いに気付かされ、農業高校の教員9年間、国会議員秘書3年、兵庫県議会議員2期の経験を”今、ここ”に捧げるべく、故郷の地から歩き始めることを誓います。
「同志大上司君は」 衆議院議員 河本敏夫氏
大上君が亡くなられて三年との事、憶えば大上君は、私より一期早く衆議院議員に当選され、この西播地区でも西端の上郡町を中心に、独特の集票力をもって活躍され、その当時は清瀬、堀川、木下諸先輩に伍して、よく活躍されていました。又、上郡町の方も郷土意識に燃えてよく支持されていました。 私はその当時、同じく恩師、上郡町の原惣兵衛先生から強い要請支持もあり改進党から二十四年一月に立候補したのですが、初めての選挙でもあり、又、相生が私の出身地でもあった関係で苦労しましたが、幸いにも、揖保郡、龍野市が強力に支持して下さった関係もあり、初当選させていただきましたが、実に政治的思い出の多い大上君でしたネ。 何事も過去に流れれば、すべてなつかしいと申しますか、本当に大上君には、いろいろの思い出がございます。然しもう語り合う事も出来ず唯々、あの当時の代議士としては私一人になってしまいました。 今尚生存されて居られるならば、語るべき事がお互いに多く有るのにと思っているのが現在の心境です。 心からご冥福をお祈り致します。